かわの歯科医院｜埼玉県上尾市の歯科医院(歯医者)。上尾駅から徒歩5分。土曜も診療 | 2015 | 6月

詰め物の下に虫歯が見つかりました。最終補綴にあたっては、健全歯質を確保するために
歯冠延長術（現状だと抜歯するしかない歯を、できるだけ保存するために行う術式）が必要と考えました。

①虫歯が骨縁下にまで及んでいたので、矯正的挺出を行った上で、歯冠延長術を計画しました。

②ヴィタペックス（根管内を緊密に封鎖するために使用される材料の一種）による仮根管充填を行う。
この状態で、矯正的挺出を試みました。

③歯冠延長術後４ケ月半を待って最終補綴の印象採得、装着を行いました。支台歯の全周に渡って
健全歯質が確保できました。

④歯の連合がピッタリと合っている良好なクラウンが装着されました。

他医院にて根管治療が終了したのち、物を噛む際にひどく痛むようになり来院

①近心頬側根管に破折ファイル（根管治療器具の折れた先端破片）が見つかりました。

②６倍の拡大鏡を使用しながら、ファイル周囲の歯質を注意深く拡大し、
超音波スケーラーを用いて、破折ファイルの除去を行いました。

③ファイル除去後、適切な処置を行い、治療を終了しました。

崩壊した歯を治療してきちんと噛めるようになりたいと来院

①歯冠部歯質が大きく崩壊しています。

②根管治療を行うに当たって、感染防止のためにコンポジットレジン（CR）により隔壁を築造しました。

③根管充填後のX線写真

④CRコアにより支台築造後、支台歯形成を行いました。被せ物の縁をきれいに出すために
圧排糸により歯肉圧排を行った上で、寒天－アルギン酸による連合印象を行いました。

⑤被せ物の最終調整、研磨を終えたところです。

⑥口腔内セット後、良好な適合状態が確認できます。

症例１　　右上の歯が冷たい物でしみると来院。

①全体的に虫歯治療の跡があるが、そのほとんどが十分に治療がされていませんでした。

②詰め物を取り除き、虫歯チェッカーで調べたところ、歯の内部が虫歯菌に
侵されていることがわかりました。

③専用器具にて、虫歯になっている部分を完全に除去しました。

④虫歯を除去した部分に、白く目立たない詰め物を充填し、形態修正、研磨を行いました。
治療後、冷たいものがしみるという症状は無くなりました。

症例２　右上の奥歯が、冷たい物・甘い物でしみるとのことで来院。

①右上７番の隣接面から大きな虫歯が認められました。

②染め出しを行いながら、注意深く虫歯菌で侵された部分を除去していきました。

③除去が終了したところです。

④目立たない白い素材を利用し、不快症状は消退しました。

症例１
保険治療で詰めた部分が変色して見た目が悪くなってきたため、自身の歯の色と同じ詰め物にしたいという希望で、CR（プラスチック樹脂素材）充填を行いました。

症例２
虫歯治療で詰めた保険適用のメタルインレー（銀の詰め物）が目立つとのことで、目立たない白い詰め物を希望。CR（プラスチック樹脂素材）充填を行いました。

症例３
詰め物が外れた為来院。目立たない白い詰め物を希望で、CR充填を行いました。

症例４
以前詰めたところから虫歯になってきているため来院。目立たないよう白い素材で治療してほしいとのことでCR充填を行いました。