- 2015/11/08
みなさん、こんにちは。かわの歯科医院院長の川野です。
私、NPCという歯周病治療を中心としたスタディグループに所属しております。NPCというのは、佐藤直志先生という歯周病治療の大家の先生がいるのですが、その佐藤先生の講習会を受講した門下生が、さらに研鑽を積むために所属しているグループです。写真は佐藤直志先生と懇親会の席で。そこの症例検討会が年二回のペースであるのですが、先日も開催されて私も症例報告の発表してまいりました。発表と一口に言っても、なかなかに大変なのです。一月位前から資料をまとめ始め、関連する文献、教科書を調べ直し、自分の行った手技の目的、方法は適切であったか、日々の臨床を見つめ直すことになります。佐藤先生はじめメンバーの先生方は臨床に対して真摯に取り組んでおり、発表のたびに厳しいご指摘、ご指導をいただきます。時には本当に泣きたくなるほどキツイことも言われます。ただ、その厳しい一言一言が確実に自分の力になっていると実感しており、このスタディグループだけは大変ですが、しっかりとやっていこうと決意しているわけです。歯周組織(歯を支える骨や、歯肉)は歯を支える土台となる訳ですから、最近のマンション問題ではないですが、非常に重要な組織です。歯周病はその支えが悪くなる病気ですから、歯周病治療がベースとならない歯科治療はあり得ないわけですね。かわの歯科医院では、見た目だけでなく、地味ですがその歯周病治療に力を入れております。歯周病治療は患者さんの協力がなければ成功しませんし、根気もいるので大変なのですが、ご自分の歯を守るためです。お付き合いくださいね、よろしくお願いします。